Amazon Translateが一般利用できるようになりました!
Amazon Translateが一般利用できるようになりましたので使用してみました。
Amazon Translateとは
ディープラーニングを利用した翻訳をしてくれるサービスです。
Amazon Translate は、高速で高品質の言語翻訳を手ごろな価格で提供します。ニューラル機械翻訳エンジンは、さまざまなユースケースで幅広いコンテンツにトレーニングされており、流暢かつ自然な翻訳を生成します。ニューラル機械翻訳は、機械学習やディープラーニングモデルを使用して、従来の統計ベースやルールベースの翻訳アルゴリズムよりも正確で自然な翻訳を提供する言語翻訳自動化の一形態です。
現在は以下言語間での翻訳をサポートしています。
英語 <-> アラビア語 中国語 (簡体字) フランス語 ドイツ語 ポルトガル語 スペイン語
また今回、追加言語のサポートが発表されました。 日本語もすぐにサポートされるようです!
追加言語
日本語 ロシア語 イタリア語 中国語(繁体字) トルコ語 チェコ語
リージョン
現在は以下リージョンで利用可能です。
- US East (N. Virginia)
- US East (Ohio)
- US West (Oregon)
- EU (Ireland)
主な特徴
詳細はAmazon Translate の特徴をご参照ください。
- ニューラルネットワークベース
- バッチ翻訳とリアルタイム翻訳
- 安全な機械翻訳
- 使用した分のみ料金が発生
AWS SDK for Python (Boto3)で使用してみました。
AWS Lambdaを使って使用することを考えているので Amazon Translate Now Generally Available で紹介されていたサンプルコードを実施してみました。
とても簡単に翻訳が可能なので試してみてください。
$ pip list | grep boto boto3 (1.6.23) botocore (1.9.23)
サンプルコード
import boto3 translate = boto3.client("translate", region_name="us-west-2") response = translate.translate_text( Text="Estoy muy emocionado con Amazon Translate!", SourceLanguageCode="auto", TargetLanguageCode="en" ) print(response['TranslatedText'])
response
I'm very excited about Amazon Translate!
SourceLanguageCode="auto" にすることにより、Amazon Translateは Amazon Comprehendを呼び出しソース言語を検出します。
スペイン語を入れてみましたが自動で言語検出されて英語で翻訳結果が取得できました。
まとめ
自動翻訳はオペレーションチームに導入しようと考えていました。 いろいろ試すのが楽しみです。